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***コミュニケーションの最大の武器***




2008年も残すところわずかとなりました。

今年最後のブログの更新となります。

2008年はケント・ハウスにとっても、飛躍の年だったように思います。

・・・といっても、私個人は入社して、まだ日が浅いので、あまり多くを語ることが
できませんが、秋のデザインウィークの参加をはじめ、新しいことにもチャレンジできた
1年だったのではないでしょうか。

ケント・ハウスは進化することを恐れない・・・

そのコンセプトの名言通り、建物のあちらこちらにも、“進化”は息づいていました。

                   093.jpg
                               12月の完成した建物です。
                     隣接する公園のナナカマドがまるで一枚の絵画のように
                美しく見えるよう計算され、借景に恵まれた立地を最大限に際立たせた空間構成



多くのお客様との出会いがあり、お客様から多くを学びました。

家づくりは、コミュニケーションがすべての始まりです。

言ってしまえば、「何だかこの人とコミュニケーションを取りたくないな・・・」と思われてしまっては、
成り立たないということ。



幸い、私たちには“言葉”というコミュニケーションを担う大きな武器があります。

言葉は、豊かな表現力を持つ『素材』。

私は、今年1年の数々の出会いの中で、たくさんの言葉で少しずつ知識を得て、多くの建物に触れ、
ますます“家づくり”に魅了され、ケント・ハウスに実際に暮らし始めて、最大の“武器”のはずの
“言葉”ではなかなか表現し尽くせない居心地の良さに、自分を少しだけもどかしく思いながらも
とても幸せに感じています。

本当は、そこをきちんと伝えたいのに、なかなか伝えることができない自分の能力の低さを
戒めるしかありません・・・

そんな私ですが、多くの言葉に救われ、励まされ、元気や勇気を頂きました。

言葉で遊び、その言葉で笑いをもたらされ、言葉に喜びを見出し、言葉に感激した1年でした。

お客様には、美意識の持ち方や、時には夫婦のあり方を教えられ、
わが身を振り返り、ただ反省。。。

多くの人との関わり合いの中で、うまくいかない日は、立ち止まり、迷い悩んだことよりも、
胸を熱くしたり、うれし涙を流した事の方が記憶の中に鮮やかに蘇ります。

『人も会社も、まず自分から信じるということが大切だ』ということ。

                 今年出会ったあるオーナー様の名言です。

『家を建てるには、大金を投資するけれど、そこに信頼関係が無いといいモノにはならない。』

深い言葉に、オーナー様の心の余裕の秘密が解き明かされた気がしました。

“信義は理知より高い才能である” ということなのですね・・・


どちらかというと、私の場合は、大きな買い物なだけに、騙されたくない思いが強く、
疑心暗鬼にとらわれがちで、自分から信頼するというよりは、信頼できる事柄を確認して
積み重ねるために不安材料を丹念に取り除く作業を繰り返したようなところがあったので、
実際に住んでみて、そして入社してみて、やっと揺るぎない信頼を確信できた・・・というような
長い道のりを辿ってしまった自分自身をも振り返るいいキッカケになりました。


そう考えると、コミュニケーションを深める上では、実は“言葉”よりも“信頼”こそが
最大の武器だったのかもしれません。


人は、他人を信頼することによって信頼を得る資格が与えられるものなのでしょう。

         
     人も仕事も 『好きでいるということ』 とは、信じることが必要条件なんだと教わりました。

009.jpg
         今年最後のお引き渡しの物件 
RCのアクセントと高級銘木のウォールナットを基調にした造作家具が、
落着きと格調の高さを創り出しています。
 花を愛でるオーナー様が
季節の移ろいを家の中からも感じられるよう様々な角度から心を砕いたプランニング





この仕事に携わったおかげで、たくさんの“ありがとう”を耳にした1年でした。

感謝の言葉に代えて、私も“ありがとう”で結びたいと思います。

来年も、ケント・ハウスのスタッフとして、またケント・ハウスのファンの一人として、
たくさんの素敵な出会いに恵まれるよう。。。

皆様、よいお年をお迎えください。。。




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  1. 2008/12/29(月) 00:03:28|
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美食倶楽部 part2




今年も残すところ数日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この時期になると、頂き物やクリスマスの残りで冷蔵庫の中が期間限定で豊富になったり、
なぜか、には食材が満載なのにもかかわらず、外食の機会が増えたりで、胃袋は休息を許されません。



ケーキやお鍋、忘年会での暴飲暴食。。。

体重増加に拍車がかかる危ない時期がちょうど今頃からお正月明けまで続きます。

。。。ということで、美食倶楽部その2


              CROSS HOTEL レストラン agora

     098.jpg

agoraはギリシャ語で『広場』を意味します。
集った人が楽しく、幸せな気分になれるように・・・とういう願いが込められているそうです。
(スタッフブログのコメントより)

ちなみに、ポルトガル語にするとagoraは『今』という意味になります。



agoraは銀座で話題のskyや西麻布Furutoshiを展開している
SEED TANKの札幌一号店です。

なんというか、こちらのお店。。。

視覚効果を狙った魅せ方が非常に上手なお店でした。 

もっとわかりやすく言うと、演出に手抜きや妥協があまり感じられないというのが個人的な感想。

122.jpg
料理の脇役のトレーの台ですら 演出次第で立派な小道具に。。。


自称辛口の私が合格点を付けざるを得なかった秘密はどこにあるのか?

                          149.jpg
                                     スイーツが乗るとこんな感じ


153_20081227000425.jpg         チョコで添えるメッセージ  
                                 156.jpg
こんなちょっとした遊び心にその気になってしまう私は、ひょっとして、筋金入りのスイーツ(笑)なのか?(笑)

さて、こちらのお店の徹底ぶりについて気になったので調べてみました。

こちらのレストランを手掛けている、SEED TANKという会社。

ホームページの初っ端から

「さぁ、今日はどうやってお客様を感動させようか。」 という文字が躍っています。

あぁ。。。 なるほど、そういうことか。

サプライズな演出とサービスを提供することを、常日頃から必死に考えているということ。

大げさに表現するなら、食をテーマにしたショービジネスのようなエンターテイメント的な発想・・・

スイーツ脳の私のような女性を洗脳することなど、きっとお手のモノでしょう。

さらに、徹底した教育プログラムのもと、人材育成を図っているそうです。
2000年設立とまだまだ若い会社。

社長も若い。。。


自社の存在意義を、「創造企業」とし、当て字を駆使したコメントが、独創的だと
アピールしているようにも感じさせる さり気ない隙の無さはサスガです。

ホームページ内のスタッフメッセージも、溢れんばかりのやる気と気迫に満ちています。
実際、こちらで働いていたスタッフもなんだか楽しそう。。。

この日は、センスの良さとスタッフの方々の気配りに酔いしれました。。。

147.jpg

飲食店に限ったことではありませんが、消費者へのサービスの流れが、まるでその人の細胞に
インプットされているかのように、テキパキ&キビキビして対応されるのも、小気味の良さと
安心感があります。

ファーストフードにありがちな、その人の口から日に何度も出るような、マニュアル化した
お決まりのフレーズもある種の心地良さを感じることがあるのです。

それは、サービスする側もプロとして、体にしみ込んだ台詞が、お気に入りの唄の歌詞のように
なめらかに伝えられる 聞き手にも快活な程よいリズムを取得しているからなのかもしれません。


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            もてなす側の、揺るぎないポリシーを感じさせる シンプルで
       スタイリッシュなグラスやおしぼりトレー


     126.jpg



同じサービスといっても、そのお客様によって異なるタイプを見極めて、柔軟性と判断力が
要求されるものは難易度が高め。

前回の対応がお客様にとって満足だったとしても、次回のときに担当者が替われば、同じように
柔軟に対応できるか?と言われると、難しい部分もあり、品質(サービス)にムラができてしまうからです。

これをクリアするには、従業員一人一人のレベルの向上と、スタッフ同士の一致団結、
共通の目的意識を持つこと。

そして、研究者の中でも、極めて意見が多いのが、サービス業で最も大事なのは、
『サービスする側のおもてなしの心』であるという意見

ディズニーランドの成功の裏には、マニュアルに基づいたキャストの徹底した対応と
おもてなしの精神が関係していると言われています。

ともすれば、カジュアルフレンドリーで、馴れ馴れしいとも思える策略的な対応は、
本来あったはずの縦関係のつながりから横関係のつながりを重視することで、日本式接客スタイルを
根底から覆し、“魔法の王国”という独自の世界を確立しました。



         162.jpg
どんなサービスでも、厳しい消費者の判定の合否を分ける判断基準は、何にどれだけ徹底しているか。。。
それに尽きるような気がします。

                     大切なのは、一点の曇りもないサービスへの信念。                                       
色々な部分で妥協したり迷走しているお店は、微妙にその諦めや迷いが消費者に
伝わってしまうような気がします。

170.jpg
ビュッフェのお約束 定番のサラダもドレッシングの斬新さで、
      印象に残るおもてなしの一つに・・・
                                                               

                               172.jpg
                                こちらは、「カラスミドレッシング」   
                             素材の大きさを工夫し、手作り感をアピール 
                 アレルゲンなどを示す親切なポップなど、お客様目線に立った心配りも高ポイント




店内をいくら気取った演出で着飾っても、中途半端な徹底振りでは、世の中の刺激に慣れているお客様の
心を掴むことはできません。

常に時代の流れやトレンドに敏感で機敏に反応し、徹底したおもてなしの心を伝える手法を
サービス側は求められるのです。


 175.jpg
      遊びを加えられた盛り付け

おもてなしは、言葉でも表現することが可能です。

「お会いできて楽しかったです」という100%の社交辞令に、「お上手!!」と思いながらも、
例えばそれが、使い古した殺し文句の営業戦略の一つだったとしても、その笑顔と言葉を真に受けて、
気持ちよく消費したいという心理が誰しもあるはずです。

1番のサービスは、こちらのレストランや“魔法の王国”のように、そこで本当に楽しそうにイキイキと働いている従業員の雰囲気を伝えることなのかもしれません。

その笑顔に、すべてが集約されているような気がするから。。。



  1. 2008/12/27(土) 21:20:08|
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~HOTELに学ぼう~1


お家を建てるにあたって、住宅の勉強は何も“家を見ること”だけに留まりません。

例えば、オシャレなショップ。
例えば、素敵なレストラン。

そして、例えばスタイリッシュなホテル・・・

そんな心が華やぐスポットにも、家づくりのヒントはちゃんと存在します。

やってきたのは、CROSS HOTEL 

モダンでクールな大人の空間。。。

奥行きのある長めのアプローチには、洗練された異空間を予感させる
イルミネーションのオブジェ
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         ホームページより

こちらをデザインされたのは、小樽の北菓楼本店などの照明を手がけた照明デザイナーの中屋恵美さん                
                             

                 E38394E383ADE38386E382A3.jpg


       一面ガラスの通りを一歩一歩進みながら、自然とアートな気分は高まります。

                                          
                                    web_X27masE38384E383AAE383BCE6A8AA_2008.jpg


そこには、ホテルにありがちなゴージャスさや、格調の高さなどを意識した煌びやかな
贅沢さはありませんが、いたるところに煌めく“センス”というスパイスがたっぷりと盛り込まれ、
訪れる人をファッショナブルな気持ちにしてしまうホテルです。


そんな映画のワンシーンになりそうな異空間を演出する舞台裏には、センスの良さの
ほかに、ライティングの完成度の高さも きっと無関係ではないはず。


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     全体的にダークなトーンでまとめられながら、質の高い計算されたライティングと
アクセントの家具やオブジェが 空間に広がりと深みを与え『非日常』の世界を見事に仕立て上げています。

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                                  089.jpg

家の中でも、こうした間接照明などを生かしたアーバンな空間は ちょっとした工夫で手に入れることができ、
昼とはまったく違う表情を見せてくれます。



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   エレベーターの上、下の表示も壁にライトを当てて演出       
  独創的なアイディアもスタイリッシュな空間構成に一役買っています。                                                               
        119.jpg
    

 
ここまで計算されていれば、まるで空間が照明を纏っているかのようです。
                                                         
                                        115.jpg

                              壁とオブジェの色味を合わせ、紫が持つ神秘的なイメージを
                              スポット照明でうまく演出


 光を操る華麗なテクニックの前にできる術は、ただ無防備に心を奪われることくらいしかありません。          
~つづく~
  1. 2008/12/21(日) 00:47:22|
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***クリスマスが醸し出すマジック ***



毎年、この時期になると街はクリスマスムード一色になります。

例外の待ったなしで毎年訪れる恒例行事。

回も重なってくると、アイディアとセンスのみの競演になり、
決められた予算の中、いかにして、他とは違う見ごたえのあるモノを作り上げることができるのか?
というのが、最大のテーマになるのかもしれません。

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それぞれのホテルや百貨店、ショッピングモールなどでは、
そんな「努力の結晶」がカタチとなって、素敵なデコレーションで道行く人の目を楽しませています。



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その点、家庭のクリスマスの演出は努力いらず。

自分たちだけで楽しめればいいので、そこに頭を抱える必要はありません。

158.jpg

でも、ちょっとだけ考えるとしたら・・・


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       1年に1度のスペシャルシートの確保と、それを想定した“あらかじめ”のイマジネーション


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         ここはちょうど、玄関のアプローチの窓の前


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そして、もう1箇所考えたのが、階段の折り返し部分のスペース

極端に大きなツリーでなければ、階段を上り下りするのに邪魔になるようなこともありません。




それを想定して、階段の真下にコンセントを。。。
197.jpg


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そして、階段下の床には照明を埋め込みました。
ここも将来、さり気ないクリスマスの演出を施すことがあるのかも・・・と考えて。
                                          210.jpg

実際に取りつく前は、素人の私にはこの光の筋がどうしても想像できなくて、
完成後の言葉では表現できない甘美な光のメッセージを楽しみにしていました。                                       214.jpg



さて、さきほどのおさらいですが、クリスマスイルミネーションで大切なイマジネーションは、空間バランスと
スペース、コンセントなどの確保、演出物を最高な状態で演出できる背景への気配り。


クリスマスツリーひとつとっても人により、タイプが分かれます。

お気に入りの立派なツリーを見つけて、毎年同じ飾りを楽しむ堅実派

ツリーは同じだけど、飾りのアレンジで毎年変化をつけて楽しむアレンジ派

そして。。。 
私のように、売り手の魂胆にまんまとハマり、収納の後先を考えず、
目新しいものに飛びつき、中途半端なツリーばかりがドンドン増える雰囲気衝動買い派


別に決めているわけではないのに、お店のムードと誘惑にコロリと負けて、
振り返れば、毎年のようにクリスマス関連のグッツは購入してしまいます。   
よって、我が家のクリスマスツリーは、その年ごとの持ち回り制です (笑)                                                                      

                                222.jpg


クリスマス時期のお店は魔性の魅力にあふれています。

少し待てばお得なバーゲンが待っているのに、それを待ち切れずに、
ついつい購入。

それもこれも、クリスマスの魔法が放つ、消費者を浮き足立たせるオーラのせい。。。

「敵」の作戦はわかりきっているのに・・・
                                         194.jpg

そして、決心するのです。
来年こそは無駄遣いをやめよう・・・と。

そんな固い決心も、お店側がかもし出す、購買意欲をかきたてるプロフェッショナルな戦術に
勝ち目はなく、あっけなく覆されるのは来年もきっと同じことなのかもしれません・・・


190.jpg

。。。ということで、今年の衝動買いの戦利品はニッチへ・・・


来年は、今年紹介しきれなかった控えのクリスマスツリーを紹介します。(笑)



  1. 2008/12/18(木) 01:00:06|
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~内覧会での小さなドラマ~


先日行われた現場内覧会での出来事。

現場内覧会は主に、プラン中の方やモデルハウスをご覧頂き、
気に入っていただけた方に個別でご案内を差し上げ、実際にお客様が
住まわれる前の建物の空間を感じていただくことで、具体的なイメージ作りになれば・・・
と願いを込めて行っているものです。

今回の現場内覧会のオーナーさまは、20代の若さで立派なお家を完成させました。

その若い感覚は、大胆で斬新な発想とモダンなデザインで見事に生かされ、見に来られた多くの人々の関心を誘っていました。


                  s-027_20081210202948.jpg


ご来場されたプランニングの最中のお客様には、見せ方のテクニックや、モデルハウスだけでは
伝えきれない様々なバリエーションを見ていただき、参考にされ、良いところを
上手に取り入れていただきながら、また新しいお客様へと引き継がれ、
新たなるお披露目の日を迎えられる・・・

そんなご好意の素敵なつながりに私たちは助けられています。

今回の内覧会のオーナーさまも、プランの最中は何度か内覧会に足を運ばれ、
窓の大きさなどを熱心にご覧になっていたのが印象的でした。

ご夫婦ともに、口数はそれほど多くはなく、小さなお子様連れということもあり、
腰を据えてゆっくり・・・というわけにもいかず、終始当たり障りの無い会話で終わっていました。

さて、多くのお客様に楽しみにしていただいている内覧会。

それぞれの内覧会のご案内状には、その建物のテーマとともに文章が添えられるのが
当社のならわしです。

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テーマと言っても、ほとんど独断と偏見の“こじつけ”のようなものですが・・・(笑)

でも、それがかえって、「我が家は一体どんなテーマがつけられているんだろう・・・」と
期待に胸膨らませてしまうのです。

少なくとも私の場合はそうでした。

我が家の内覧会の招待状の文章を読んだ時に、「うちはこんなに立派じゃないぞ」と
苦笑しながらも、手塩に掛けた我が家が、ドラマチックな文章とともにドレスアップされていく
のはやはり悪い気はしないものです。

                『馬子にも衣装』ならぬ『家にも文章』

そんな美しい文章を以前に手掛けていたのは、モデルハウス担当川崎さん。

オーナー様のこだわりを考慮しつつ、文章を見てたくさんの人に「この建物が見たい」と
思わせるような2つの側面を、わずか数行に凝縮させることは、ある程度のコツと経験が
必要になってきます。

自分が書いた文章を読み返すと、プロが手がける文章に比べたら、まだまだ完成系には程遠く、
それも「味」と「個性」の賜物だと自分を慰めるしか良い方法が見当たりません。

そんな心温まる“ならわし”は、この先も“つながり”がある限り、
私達で大事に受け継いでいきたいと思っています。

これといったルールや正解があるものではない文章作成の仕事は、この先もずっと
自己満足と自己反省が交差することでしょう。

そして、気になるのは主役である建物のオーナー様の反応。

でも、お客様の真新しい建物と笑顔(希望的想像)を思い描きながら、一行一行埋めていく作業は
やっぱり、楽しい仕事の一つではあります。
                                       s-014_20081210202916.jpg


さて、話は元に戻しますが、今回の内覧会のオーナー様。

近くを通りかかったついでにと言いながら、内覧会の数日前に、わざわざお手紙を
取りに来てくださったのです。

嬉し恥ずかしハプニング・・・

目の前で、封を開かれマジマジと読まれるのは初めて。

たとえどうにも気に入らなかったとしても、それを露骨に表わすことなど、大人の世界では
お客様といえども、なかなかできるものではありません。


ご主人の、見方によっては喜びともガッカリとも取れる判断に迷う表情が何とも悩ましい。。。


あぁ。。。 やはり、やってしまったか・・・(涙)

そして、迎えた内覧会当日。

ご主人は、お客さんの入り具合を我が事のように気にして下さり、
自分の家のプランの足跡や、変更の経緯について、まるで大河ドラマのように、
いつもより口数多く語ってくれました。

ご自身の家がどんどん進行するに連れて、心の距離が近づくとともに、お客様の方でも緊張感から
解放されて、“その人らしさ”に出会えるときは特にうれしく思います。

さらに、内覧会の終了後はお父様を連れて、はじめてのお披露目。

お父様は、遥か昔に経験されたご自身のマイホーム購入時を遠い目で振り返りながら、
ゆっくりと無言の空気も空間の一部であるかのように、息子さんとの会話とお家を楽しまれていました。

そんな父と子のたどたどしい会話のやりとりの中に見え隠れするのは、お互いを敬うどこか誇らしげな表情。

こちらまでも、心がゆっくりと温泉に浸かるようなジンワリとした温かさに包まれていきました。

内覧会の数だけ、それぞれのドラマを見ることができます。

「家」は、一緒に暮らす家族のみならず、周囲の人々にとっても特別な買い物であるがゆえの
思い出深い晴れの日に立ち会えることは、私たちにとっては、ちょっとしたご褒美なのかもしれません。


そして私にとって、大きなご褒美が待っていたのは引き渡し当日。

ご主人の何とも言えない表情が記憶に新しい、例の内覧会の私のつたない文章にまつわる奥さまからの
心温まる言葉でした。

考えてみれば、日常会話も文章も単純な言葉の組み合わせの積み重ね。

特に昨今は、メールや携帯電話などで、その人自身の文字や表情が見えなくとも
お手軽にコミュニケーションが成り立ってしまう世の中。


機械的で、シンプルかつ無機質なモノであっても、気持ちを乗せ、想いを込めると、
そこに命が吹き込まれ、美しさや彩りが増すのかもしれません。

不器用でも、たとえ少なくても、優しさの詰まった言葉というものは、品物のプレゼントなんかよりずっとずっと
人の心に色彩豊かな感動の「名画」を残すことでしょう・・・

富沢さんの文章、色彩に乏しいよね・・・と笑われてしまわないよう、
私の文章にも、たくさんの「新色」を加えなくては。。。

これからも精進いたします。。。

PS. こちらの内覧会にて、ブログを読んで頂いていていた・・・というお客様に声を掛けていただきました。
   感動の大波が心に打ち寄せました。。。

建物を見て気に入っていただき、ブログを読んで、気兼ねしていた気持ちに変化が出て、気軽にプランの
ご相談をしていただけること。  仕事をしていて、こんなに嬉しいことはありません。
             
            それはあなたにとっても、きっと感動のドラマの始まりだから。。。


  1. 2008/12/11(木) 11:20:22|
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~最高に素敵なオブジェを求めて 3~

さて、オブジェシリーズの話もいよいよ3回目・・・


そのオブジェのヒントを得たのは、あるおもちゃでした。。。

知る人ぞ知る・・・おもちゃの世界は単純なようでいて奥が深いのです・・・

そんなおもちゃの中で、世代を超えて長きに渡り愛され続けているのが
幼い頃、誰もが1度は手にしたであろう『積み木

積み木の魅力は、そのシンプルがゆえの万能性。

積み木のほかに必要な「道具」は「イマジネーション」だけ。

時にデザイン性の高いアートに、時に立派な建造物に、そして時にロボットなどの近未来ものに見立てたり・・・と想像力さえあれば、時間を忘れて没頭できるのです。


積み木はモノづくりの基本であるといっても過言ではありません。
単純な形の組み合わせだからこそ、造り手も、また使い手も頭を使うことを要求され、
創意工夫が必要なのです。

それをすでに認識している人は数多く、素材、質感などにとことんこだわり、
本物を追求した積み木のブランドも数知れず、その真剣さ度合いは、同じモノづくりに
携わる私たちも頭が下がります。


美しさとデザイン力という意味での完成度の高さは、単なる積み木という枠を超えているのが、
その世界にはすでに言わずと知られた屈指のブランド
   スイス naef社

はじまりのきっかけは家具の職人だったネフ氏に投げかけた顧客のこの言葉

「世の中には、美しい食器や家具があるのに、美しい玩具がない。この店にふさわしい玩具を作るべき」と・・・


いつの時代にも、お客様の声に真摯に耳を傾けることで、ヒントを得ることは多いのですね・・・
                 
                 代表作のひとつ ネフスピール
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どういう形に積んでも、それなりに美しく見えてしまうのは、絶妙なバランスと
造り手のこだわりが詰まっているから・・・ 

                   

                    ネフ社史上 最高傑作と呼び声高い 
                          ダイアモンド
                                    450x600-2008011700007.jpg diaB-s03.jpg
             洗練された美しさと完璧な仕上がりに息をのみます。



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こちらは120年続くスウェーデン王室御用達 BRIO(ブリオ)

BRIOの創立者のイヴァーは、ものづくりにおいて一番大切なのは"品質”であると信じていました。
常に「良質なおもちゃ」を目指したイヴァーのものづくりの姿勢は、現在もなおBRIOの商品づくりの現場に大切に受け継がれています。

BRIO製品の最大の特徴は“クオリティと耐久性”です。
ひとつのおもちゃがお父さんからその子供、そして孫の代まで長きに渡って受け継がれても、BRIOにとっては決してめずらしいことではないと言います。



積み木というシンプルながらもこだわりぬいた一つ一つのピースに触れることにより、
遊びに熱中する中で、形体や色彩の美しさ、数学的な関係性や秩序を発見し、
それを生かした遊びと作品づくりへと感性を育てながら発展させます。


さらに、モノを造るプロセスや、積み上げながら感じるワクワク感が想像力を膨らませます。


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こちらは、ドイツのメーカー デュシマ社の商品

多くの教育現場に用いられ、現在のドイツの多くの玩具と幼稚園家具の原点はデュシマ社にあると言われるほど多大な影響を与えています。

創設者クルト・シフラーはフレーベルの思想やゲーテの色彩論への関心を基に、数や形、色彩を学ぶことができる玩具を考案し、その理念の一つが「美しく、遊びたい気持ちにさせるものであること」



                                 そして、同じくドイツの名門HABA社
                        
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                                       アムステルダム

会社の信条は『実用性が高く、子どもが楽しく遊べる製品作りをファーストクラスの実績で証明する』こと
           
家具づくり60年以上の伝統があり、HABA社のおもちゃはドイツ的ともいえる
質実剛健さがあると言われています。

こうして見ると、各社それぞれ、確固たるモノづくり哲学を持っているのがわかります。


造形デザインの極みともいえる 積み木 

まだまだ語りつくせない・・・

でも、これ以上続けたら怒られそうなので、それはまたの機会に・・・

そして、問題のオブジェ構想・・・ 
一体どんなものからヒントを得たのかというと。。。

長くなってしまたので、それも、次回のシリーズでお届けします。。。

~ つづく ~
  1. 2008/12/02(火) 00:46:18|
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