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もう1ヶ月以上前になりますが、ゴールデンウィークの休暇を頂いて京都に行ってきました。
念願叶っての旅行でした。
「なぜ京都が念願なの・・・?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
北海道内の高校生なら修学旅行で、一度は京都・奈良のコースを訪れるのが一般的なので、
たいていの方は、金閣寺や三十三間堂、清水寺、東大寺等を観光していると思います。
しかし、私の高校は珍しい事に、修学旅行が無かったのです。
何故なのかは未だに謎のままですが、何年か前に中高一貫式の学校になって、修学旅行
する様になったとか・・・・。
そんな理由で「念願の・・・」なのです。
時間的余裕があまり無かった為、絶対見たかった三十三間堂、清水寺、銀閣寺と二条城に
的を絞って、観光してきました。
残念ながら銀閣寺は屋根の葺き替え工事の為、写真の様に足場が架かっており、拝見できませんでした。

いずれにしろ、日本の木造建築には頭が下がる思いです。何百年という歳月の中、多少の
改修や補修があったとはいえ、今日まで原型を留めているのですから・・・。
匠の技だなと思いました。
あと、お寺等を見たかったのもあるのですが、実はもう一つ京都に行きたかった理由が
ありまして・・・。
もう一つの大本命は「京都駅ビル」です。

京都駅ビルは、日本の鉄道駅舎としては異例の国際指名コンペ方式で行われ、新駅ビル設計者には原広司、安藤忠雄、池原義郎、黒川紀章、ジェームス・スターリング、バーナード・チュミ、ペーター・ブスマンの7名の複数の建築家が指名され、設計審査の結果、原広司案が最終案として採用されました。京都駅周辺は高さ120mまでの建築物が建築可能となる特例措置が設けられているが、高さ制限の緩和は古都の景観を損なうものとして反対意見も根強かったため、建物の巨大さ、高さに起因する圧迫感を回避し、いかに周辺環境との調和を図るかが作品の評価のポイントとなったそうです。
採用された設計案では、最大高さを60mに抑えた上で、南北方向の道路に合わせて建物を分割して視線を通すなど、圧迫感を回避するような配慮が随所に見られ、ハーフミラーのガラスやアルミパネルを多用した造形が古都に相応しくないとして、建設から10年近く経った今日でも否定的な意見も少なくないそうです。
写真の伊勢丹側の大階段は10階分の高低差があり、非常時の避難経路とする事を想定したそうですが、この大空間に私は圧倒されました。
「やはり、日本の建築はすごい!!」と思った休暇でした。
ますだ
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- 2008/06/20(金) 14:38:26|
- 社員の独り言
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