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~最高に素敵なオブジェを求めて 2~


ひょんなことから、「Kハウス」の階段下のオブジェを担当することになった私が
竹の次に考えたものは・・・


それは、各現場で余ったタイルや建材などを利用してアートにするという、奇抜すぎる発想でした。

この思いつきを上司に打ち明けると、曇った顔で私にこう言ったのです。

「テーマはなんなんだ?」と・・・

テーマ???

・・・テーマかぁ。。。


思ってもみなかったその「テーマ」

そしてこう答えた私。

「テーマは後からついてきます!!」

さらに、こんなへ理屈も。。。

「テーマとは、得てして抽象的なもの。仮に「飛躍」とつければ、
この辺が「飛躍」なのか・・・と思う人もいるし、別なところが「飛躍」に見えてくる人もいるから、
きっと大丈夫でしょう。。。」

根拠のない自信たっぷりの私に、ますます不安を感じた上司・・・

「大きさは? おおまかな形は? 素材は? 色は? 施工は?」と矢継ぎ早に質問攻め。

ここで答えに窮していては、この仕事を自分に任せてはもらえないのは火を見るより明らか。

とりあえずは、堂々と答えるしかありません。
「素材は何になるかわかりません!! 大きさも形も施工もすべて現場で決定するのです!!」と・・・

上司の表情が凍りつき、目が点になったのは言うまでもありません。。。

建物というモノづくりに携わる建築士の上司にとって、私のように何の構想もなく成り行き任せで
モノをつくるなど到底納得できない論外な話。

上司は、空間バランスの大切さや、建物との調和の大事さ、模型などを駆使した具体的な計画性の
重要性について説きました。

なるほど・・・ 確かに、基本を無視して、よいものが生まれることは奇跡に近いことなのもかもしれません。
そして、リスクが大きいことも確かです。

大切なお客様の「商品」を危険にさらすわけにはいきません。

そして、議論の最終地点は、比較的「素材」から入りがちな私に対し、全体的な空間をトータルで
捉え、緻密な計算の元に素材を決定していく着実なプロセスをたどる上司との考え方の食い違いでした。

これををわかりやすく料理に例えると、確かなメニューを決定してから食材を選び、作り上げるのが
上司で、私は、冷蔵庫の中身の素材を見てからメニューを考えるという違いなのかもしれません。

さらにいえば、私は素材を見て、切って調理しながら味付けを決めていくタイプ。
頼るべきは、自分自身の「舌」という野性的感覚のみ。

それは、時々奇想天外な味付けで、ミラクルを起こすことも無きにしも非ず。。。

しかしながら、仕事は、日々の料理のように、「今回はちょっとしょっぱかったね!!」と笑って
流せるものではありません。

安心で確実 そして、最終的には 『想像通り』 という着実な計画性が重要なポイントになってきます。

オブジェを造るにあたっては、まず、この辺の頭の構造の大改革から始めなければ
ならなかったのです・・・

~続く~


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  1. 2008/11/16(日) 22:20:16|
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