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~内覧会での小さなドラマ~


先日行われた現場内覧会での出来事。

現場内覧会は主に、プラン中の方やモデルハウスをご覧頂き、
気に入っていただけた方に個別でご案内を差し上げ、実際にお客様が
住まわれる前の建物の空間を感じていただくことで、具体的なイメージ作りになれば・・・
と願いを込めて行っているものです。

今回の現場内覧会のオーナーさまは、20代の若さで立派なお家を完成させました。

その若い感覚は、大胆で斬新な発想とモダンなデザインで見事に生かされ、見に来られた多くの人々の関心を誘っていました。


                  s-027_20081210202948.jpg


ご来場されたプランニングの最中のお客様には、見せ方のテクニックや、モデルハウスだけでは
伝えきれない様々なバリエーションを見ていただき、参考にされ、良いところを
上手に取り入れていただきながら、また新しいお客様へと引き継がれ、
新たなるお披露目の日を迎えられる・・・

そんなご好意の素敵なつながりに私たちは助けられています。

今回の内覧会のオーナーさまも、プランの最中は何度か内覧会に足を運ばれ、
窓の大きさなどを熱心にご覧になっていたのが印象的でした。

ご夫婦ともに、口数はそれほど多くはなく、小さなお子様連れということもあり、
腰を据えてゆっくり・・・というわけにもいかず、終始当たり障りの無い会話で終わっていました。

さて、多くのお客様に楽しみにしていただいている内覧会。

それぞれの内覧会のご案内状には、その建物のテーマとともに文章が添えられるのが
当社のならわしです。

                                s-354.jpg

テーマと言っても、ほとんど独断と偏見の“こじつけ”のようなものですが・・・(笑)

でも、それがかえって、「我が家は一体どんなテーマがつけられているんだろう・・・」と
期待に胸膨らませてしまうのです。

少なくとも私の場合はそうでした。

我が家の内覧会の招待状の文章を読んだ時に、「うちはこんなに立派じゃないぞ」と
苦笑しながらも、手塩に掛けた我が家が、ドラマチックな文章とともにドレスアップされていく
のはやはり悪い気はしないものです。

                『馬子にも衣装』ならぬ『家にも文章』

そんな美しい文章を以前に手掛けていたのは、モデルハウス担当川崎さん。

オーナー様のこだわりを考慮しつつ、文章を見てたくさんの人に「この建物が見たい」と
思わせるような2つの側面を、わずか数行に凝縮させることは、ある程度のコツと経験が
必要になってきます。

自分が書いた文章を読み返すと、プロが手がける文章に比べたら、まだまだ完成系には程遠く、
それも「味」と「個性」の賜物だと自分を慰めるしか良い方法が見当たりません。

そんな心温まる“ならわし”は、この先も“つながり”がある限り、
私達で大事に受け継いでいきたいと思っています。

これといったルールや正解があるものではない文章作成の仕事は、この先もずっと
自己満足と自己反省が交差することでしょう。

そして、気になるのは主役である建物のオーナー様の反応。

でも、お客様の真新しい建物と笑顔(希望的想像)を思い描きながら、一行一行埋めていく作業は
やっぱり、楽しい仕事の一つではあります。
                                       s-014_20081210202916.jpg


さて、話は元に戻しますが、今回の内覧会のオーナー様。

近くを通りかかったついでにと言いながら、内覧会の数日前に、わざわざお手紙を
取りに来てくださったのです。

嬉し恥ずかしハプニング・・・

目の前で、封を開かれマジマジと読まれるのは初めて。

たとえどうにも気に入らなかったとしても、それを露骨に表わすことなど、大人の世界では
お客様といえども、なかなかできるものではありません。


ご主人の、見方によっては喜びともガッカリとも取れる判断に迷う表情が何とも悩ましい。。。


あぁ。。。 やはり、やってしまったか・・・(涙)

そして、迎えた内覧会当日。

ご主人は、お客さんの入り具合を我が事のように気にして下さり、
自分の家のプランの足跡や、変更の経緯について、まるで大河ドラマのように、
いつもより口数多く語ってくれました。

ご自身の家がどんどん進行するに連れて、心の距離が近づくとともに、お客様の方でも緊張感から
解放されて、“その人らしさ”に出会えるときは特にうれしく思います。

さらに、内覧会の終了後はお父様を連れて、はじめてのお披露目。

お父様は、遥か昔に経験されたご自身のマイホーム購入時を遠い目で振り返りながら、
ゆっくりと無言の空気も空間の一部であるかのように、息子さんとの会話とお家を楽しまれていました。

そんな父と子のたどたどしい会話のやりとりの中に見え隠れするのは、お互いを敬うどこか誇らしげな表情。

こちらまでも、心がゆっくりと温泉に浸かるようなジンワリとした温かさに包まれていきました。

内覧会の数だけ、それぞれのドラマを見ることができます。

「家」は、一緒に暮らす家族のみならず、周囲の人々にとっても特別な買い物であるがゆえの
思い出深い晴れの日に立ち会えることは、私たちにとっては、ちょっとしたご褒美なのかもしれません。


そして私にとって、大きなご褒美が待っていたのは引き渡し当日。

ご主人の何とも言えない表情が記憶に新しい、例の内覧会の私のつたない文章にまつわる奥さまからの
心温まる言葉でした。

考えてみれば、日常会話も文章も単純な言葉の組み合わせの積み重ね。

特に昨今は、メールや携帯電話などで、その人自身の文字や表情が見えなくとも
お手軽にコミュニケーションが成り立ってしまう世の中。


機械的で、シンプルかつ無機質なモノであっても、気持ちを乗せ、想いを込めると、
そこに命が吹き込まれ、美しさや彩りが増すのかもしれません。

不器用でも、たとえ少なくても、優しさの詰まった言葉というものは、品物のプレゼントなんかよりずっとずっと
人の心に色彩豊かな感動の「名画」を残すことでしょう・・・

富沢さんの文章、色彩に乏しいよね・・・と笑われてしまわないよう、
私の文章にも、たくさんの「新色」を加えなくては。。。

これからも精進いたします。。。

PS. こちらの内覧会にて、ブログを読んで頂いていていた・・・というお客様に声を掛けていただきました。
   感動の大波が心に打ち寄せました。。。

建物を見て気に入っていただき、ブログを読んで、気兼ねしていた気持ちに変化が出て、気軽にプランの
ご相談をしていただけること。  仕事をしていて、こんなに嬉しいことはありません。
             
            それはあなたにとっても、きっと感動のドラマの始まりだから。。。


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  1. 2008/12/11(木) 11:20:22|
  2. 管理人トミちゃんのページ
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