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前回の記事の続きです。
当初、オーナー様がイメージされていた石のカラーはグレー系
それが、なぜベージュ系に変更されかというと。。。
その答えは。。。
頭を悩ます
葉っぱ問題 でした。
種類によって大なり小なりあるものの、そこに樹木がある限り、その下には枯葉や落ち葉が
天使のように舞い落ちるのは止められない現実。。。
そこで、考えられた逆説の発想が、
カメレオン作戦 なのですね。

なるほど・・・ 確かに、こちらのトーンの色だと、黄色や茶系の葉っぱが落ちても同化してしまいますね。
美しい庭を長く保つ上で大切なものの一つ 転ばぬ先の杖
これは、家づくりでも同じことが言えます。

犬走りなどに出番が多いビリ砕石の通路もデザイン次第で、見事なアプローチに。。。
美しく 規則正しいアートです 
シンプルで生活感の無いケントのスタイルに“華”を添えるのは、植物だけではなく、
目に飛び込みやすいこうした“土台”の素材選びも重要な要
どちらかというと素朴な印象の洗い出しも
バランス次第でモノトーンのり気ないオシャレ感を演出 計算が完璧にされていても、意外と盲点になりやすいのが、敷地外のお隣や背景との関係。

高い塀などをまわして、完全に自分の世界をつくってしまえば話は別ですが、
オープン外構や借景を生かす場合などは、生垣を見ても、目に入るのは、
我が家ではなく 悲しいかな お隣の外壁。。。
緑豊かな環境であっても、我が家の庭とのつながりも考える必要があります。
家の中にいながら、我が家の一部も背景に溶け込ませられるのも一つの理想ですが、
中庭などを設けたり、凸凹が無い限り、なかなか我が家の外壁を目にする場面は残念ながら
少ないものなのです。
外観スタイルも、外構も合わせて、トータルで人に見せる庭にするのか、あるいは、家の中から
家族が1番楽しめるような庭にするのか・・・
土地から・・・という方は、そのあたりの価値観を見直すのも、庭づくり、そして家づくりの
成功の秘訣なのかもしれませんね。
さてさて・・・
様々な観点から、たくさんの苦悩?を乗り越えて、つくりあげたこちらのお宅のお庭。
そのディテールの集大成がこちら。。。

中庭のシンボルツリーは株立ちの
ヤマモミジ、奥に立つのは
青肌、そして先ほどの画像の
ビリ砕石のアプローチの突き当りには大きめの
シャラの木などが豪華に顔をそろえています。
これからのシーズンが楽しみです。。。
こちらのお宅は、中庭を囲む、コの字型の間取りで、大きな窓からも外の庭が楽しめます。
ですから、先ほどのような“見せる庭、見る庭”の究極の選択をしなくとも、2m60cmもの
大サイズの窓を通じて、家の内と外に一体感を感じられるような仕掛けがすでにできているという仕組み
『嫌みのない完成度』 そんな難しい課題を見事にクリアしたお宅でした。。。
ご協力、誠にありがとうございます☆
暖かくなる頃、お庭の様子、また紹介させてくださいね!!
今後も、こちらの『オーナー拝見』の特集は、シリーズ化していきたいと思います。
ただし、ご要望があれば(笑)
夢・・・ それは人気シリーズ化。。。
その夢にはオーナー様のご協力も必要です
ぜひ、ケントドリームに参加したい・・・という方はご一報ください。
素敵なお庭 撮影するために、デジカメを持って私が駆けつけます~~~~~~~~~~~~
おっと、こちらはツゲですね。
和風の印象のツゲも実は・・・ 次回に続く・・・
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- 2009/05/10(日) 22:36:43|
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